2022年8月10日(水)
「観察用水槽の作り方」

6月にブルックトラウトを釣りました。
とてもきれいな魚だったのですが、
湯川には撮影に適当な浅瀬がないため、
うまく撮影できませんでした。

観察用水槽は、以前作成したのですが、
欲張って尺物でも入る大きさにしたため、携帯に不便。

小さめの水槽を作成することにしました。
材料はアクリルサンデー株式会社のPET樹脂の板。
接着剤と合わせて購入しました。
切り取りと折り曲げの線を引きます。
表面にビニールが貼ってあるのでかんたんに書けます。

本格的にはアクリルで作った方がよいのでしょうが、
工作がたいへんなので、PETにしています。
作る方はいないと思いますが、参考までに図面です。
板の幅が450mmなのでそれに合わせましたが、
大きさ的にはちょうどよいです。


図面が汚くてすいません。

世のエンジニアの皆様、図面が汚くてすいません。
アクリルカッターで切っていきます。
普通のカッターでも問題なく切れます。
切り出しました。
ここが最大のポイントです。

0.5mm厚の板は手曲げ加工が可能、と書いてありますが、
曲がるというだけできちんと折ることはできません。
(少なくとも私はできません)

そこで、折り曲げるところにカッターで薄く溝を切り、
溝を切った側を外側にして曲げていきます。
溝の深さ、曲げる際の力の入れ方を誤ると割れてしまいます。



慎重!
慎重さが足りなかったようです。

底に穴が開いてしまいました。

後で接着剤でふさぎます。
接着剤はすごくさらさらしていて、
すぐにあちこちに流れていってしまいます。
しかも速乾。

塗る前に、どちらに流れていくか
よく考えて接着しなくてはいけないのですが、
よく考えられなかったので、やや汚い仕上がりとなりました。
使用には問題ないです。
上の方にパンチで穴をあけ、ひもを通して出来上がり。
素材の厚さが0.5mmなので、水を入れると膨らんでしまいます。
ひもでぶる下げるようにすると、平らになって撮影に便利。
ひもはユザワヤ横浜ベイクォーター店で購入。


かわいいシールなど貼っておくと尚よし。