新春特別企画
「カモノハシ沖縄紀行」
2002年12月30日(月)〜2003年1月2日(木)

沖縄に行ってきました。
私はそれほど旅行好きではありませんが、今回は年末年始の休みも長く、久しぶりにということで出かけました。

羽田空港の金属探知ゲートでベルトのバックルがひっかかります。
女性の警備員に呼ばれ、金属探知機で全身をチェックされました。
しかしそれ以上の追求はなく、無事沖縄へ出発。


30日、31日は天気が悪く、特に31日は一時は土砂降り。強風でした。
そこで31日は海洋博公園に新しくできた「沖縄美ら海水族館(おきなわちゅらうみすいぞくかん)」に行きました。

ここは世界最大の水槽にジンベイザメやマンタを飼育している話題の水族館です。
オープンしたばかりということもあり、観光客だけではなく地元の人も来ているようで、けっこう混んでました。
ジンベイザメを間近に見た感想は

素手ではかなわない

年が替わって2003年1月1日。
初日の出を見た後に東南植物園と琉球村へ。
東南植物園は温室の植物園ではなくて、室外でいろんな植物を栽培しています。
外で見る南洋の植物はインパクトが強く、たいへん興味深いものでした。

もっともその辺の道路の脇に生えている草や街路樹も相当珍奇で、遠くに来たな、と実感させられました。




琉球村は沖縄の古い民家などを再現してある所で、民芸品の販売や民謡ショー(?)もやっています。
全然期待せずに行ったのですが、けっこう楽しめました。
ニワトリを放し飼いにして村の雰囲気を出したりしてあり、とてもおもしろかったです。

琉球村では名物「ハブショー」もやってました。
ハブ対マングースの決闘は法律で数年前からできなくなっていますが、ヘビに触ったりできて、これまたおもしろかったです。
温水を入れた風船にハブがかみつくところの実演など、なかなか迫力がありました。

ハブショーの舞台にはずっとマングースがいました。
決闘しないのに何するのかなあーと思ってますと、最後に係りの人がかごを持ってきてマングースに向けます。
司会の人が「ハウス!」と言うと、マングースがぴょんと跳んでかごに入りました。

最終日の2日は万座毛に行った後、首里城公園に行きました。
万座毛は景勝地でものすごい崖になっています。
ここを案内してくれたタクシーの運転手さんの話。

「数年前に修学旅行の学生を連れてきたんですが、学生の一人が人が浮いてると言うんです。
自殺者でした。
男女で身体を縛って飛び降りたようです。」
「忘れられない修学旅行ですね。」
「まったくです。」


首里城はもっと廃墟風なのかと思っていましたが、立派な建築物でした。
城壁なども大きく、万里の長城という言葉が頭に浮かびます。
全体の感じは中国風です。
お正月ということで「新春の宴」というセレモニーをやっていました。
音楽は10人くらいの楽士が演奏していましたが、使用している楽器はシルクロードを感じさせるものが多く、
もう少し近くで見たいと思いました。

首里城を見た後はいったん空港に行って荷物をコインロッカーに置き、国際通りにでかけました。
観光客相手の店が並んでいて賑やかなところです。
横道にそれるとアメ横のような通りもありましたが、お正月なのでほとんどの店が閉まっていました。


空港に戻り親戚へのお土産を購入。
手荷物検査ポイントに進みます。
女性の警備員に呼びとめられます。
「そのベルトのバックルは金属探知機に反応しますか?
反応します。
「はずしていただけますか。」
「はーい」
「ご協力ありがとうございます。」





ゴーヤチャンプルー