「上りでは無我の境地」
2003年2月15日(土)晴れ
懲りもせずシングルトラックに突っ込もう。
ということで今日は12月に引き続きHide&Alex’s Bike Toursの主催する
マウンテンバイクの三浦半島ガイドツアーに参加しました。
ガイドスタッフはヒデさんとタケシさん。ツアー参加者は6名。
途中から2グループに分かれるかという話もありましたが、最後まで一緒に走りました。
つまり最後まで集団の足を引っぱりました。はっはっは。みなさんすいませんでした。
こんな具合にエクストレイルにくっつけて
ウインド・ノット号を運んでいます。
つまりエクストレイルはサンダーバード2号ですな。
ストレッチをして出発です。
前回同様公園から激坂を上ります。前回はあっという間に止まってしまいました。
私もいろいろ考え、タケシさんのアドバイスと横浜市内の坂を走ってみた結果から上り対策を立てておきました。

 1.ハンドルをひきつけて前輪になるべく体重をかける。
 2.一気に力を入れるのではなく、ペダルをスムーズにきれいに回す。
 3.精神的にムキにならない。どちらかというと無我の境地で上る。

すると
おお!上る上る!
他の方達のように余裕はありませんが、ウインド・ノット号はじりじりと進みます。
とうとう集合地点まで止まらずに行けてしまいました。うひゃひゃ。

山の中を走り、山道からぶっ飛びそうになり、一般道に出てコンビニで昼食を買い、山の中を走り、昼食。

下りは怖い。他の方がやるのを見ていると、思い切り良く下るというのが正攻法のようです。
私もやってみましたが、やっぱりおっかない。思い切りの悪い自分の性格を確認できました。
上りは自由になりませんが、比較的平坦な山道をMTBで走るのは快感。
釣りの時はザックを背負ってゆっくり行くわけですが、同じような風景が自分の後ろにすっ飛んでいきます。
なんだか不思議ですねえ。

ツアーも終わりになり、出発地の南郷上ノ山公園に戻ります。
この公園までがまた長い坂です。一日の走りの最後が上りというのはたいへん。
前回は走っては押し、走っては押しで、人生終わるかというくらいへばってしまいました。
再び上り対策にしたがってペダルを回します。
じりじり
「がんばって」
他の方から声援をいただきます。
じりじり
あの辺で休んじゃおうかなあ。
じりじり
人生辛いなあ。
じりじり
あっ、着いた。

上れてしまいました。

みなさん、ご迷惑かけてすいませんでした。
途中で寄った逗子市の「ヒラコサイクル」
みんなの目が輝きます。
コーヒーご馳走になっちゃいました。

下は鎌倉から来た方の自転車。
みんなで「かっこいいー」
私が子供の頃は
こういう自転車ばかりでしたねえ。