「カモノハシ、ぶっ飛ぶ」
2003年3月29日(土)くもり
がたんと大きくMTB(マウンテンバイク)が揺れ、ペダルから足が外れてしまいました。
右足が地面を突くように当たり、バランスを失って転倒。坂を転げ落ちました。
右のふとももに激痛が走り、立てなくなりました。






再びHide&Alex’s Bike Toursのマウンテンバイクツアーに参加。
しかし仕事が忙しかったせいでしょうか、朝起きてみると少し気分が冴えません。
まあ、走れば良くなるよ、と大雑把に考えて葉山の南郷上ノ山公園に行きました。
メンバーは前回一緒に走った方々とまたご一緒できました。
今日はタケシさんがツアーガイド。コースは逗子から鎌倉の方にかけて走るとのことです。
今日のエントリー地点はここ。
MTBを担いで
30メートルくらいの急斜面を上ります
山道に入ってしばらくすると、急に気分が悪くなりました。どうにも走れません。
申し訳ありませんがいきなり休憩にしてもらいました。
休むといくらか良くなってきたので、また山道を進みます。
時々皆さんに待っていてもらいながらゆっくりペダルを踏みます。

しばらくすると気分も良くなり、少しスピードも出せるようになりました。
下りは怖いのですが、思い切って突っ込んで行きます。性質の悪いジェットコースターみたいなものです。
この辺から下り坂でアクシデントです。

調子に乗っていたら岩に乗り上げてバランスを崩しました。
でもこの時はフレームにお尻をぶつけただけですぐに止まれました。
さらに次もバランスを崩し、派手に転倒しました。
自転車から放り出されましたが、背中を丸めてうまく着地しましたので、びっくりはしましたが身体はなんともありません。
しかし、その次はダメでした。

スピードを出して坂を下っていると大きく車体が揺れ、身体がMTBから離れます。
右足が地面に当たり、がくんという衝撃がありました。
身体が回ってしまったようで、腰から地面に落ちます。
しかしスピードは出ていましたが、本日2度目の転倒ということもあり、割と落ち着いていました。
腰は打ちましたが、この程度ならたいしたことはない、ととっさに判断できました。
ところが坂を転がっていると、右足のふとももの前の方が激しく痛み出しました。
しまった!
右足を突いた時におかしくしてしまったようです。
痛い痛い!
「どうしました!だいじょうぶですか!」
みんなが駆け寄って聞いてくれますが返事もできません。しばらくじっとしているとようやく呼吸が整い、
「右のふとももの筋肉を傷めました。打撲じゃありません。動かせるから折れてもいません」
と答えました。
この辺でぶっ飛びました

30分くらい休むと動けるようになりました。
しかし足に力が入らず上り坂は押します。下りの担ぎでは足がふらつくので、タケシさんが私のMTBを担いでくれました。
山道を出て、一般道路を走ります。
ほっとしたのもつかの間、今度は両膝の上が痛み始めました。右足をかばっていたので無理が出たようです。
タケシさんが薬局に寄ってくれました。しかし湿布で治るのかよくわかりません。
店の前でうんうん唸っていると、薬局の人が出てきて事情を聞いてくれます。そして店に戻ると試供品の消炎剤をくれました。
両足に塗りまくります。
するとあら不思議!痛みが引いていきます。すごい威力です。店員さんどうもありがとう。
ちなみに薬は「スパトック」!インドメタシンが1%配合されているとのことです。
今度買っときましょう。

この後は葉山マリーナ近くの食堂に行き、遅い昼食。
ごはん、味噌汁両方ともおかわりしながらお刺身定食を見苦しく食べました。
食後のコーヒーをゆっくり飲んで、店を出て、はあはあ言いながら坂を上り、南郷上ノ山公園に到着。
タケシさんからは足がペダルから離れにくいように、もう少し大きなペダルに交換するように勧められました。

みなさん、今日は、いや今日もたいへんご迷惑をかけました。
ありがとうございます。





次はあの坂をクリヤーしちゃる!
いつか死ぬな。




転倒した時に時計のバンドもぶっ飛びました