「雹」
2005年6月25日(土)曇り一時雨
配偶者と日光へ行く。
東北道では宇都宮ICで降りなくてはならないのだが、勘違いして通り過ぎてしまう。しょうがないので矢板ICでUターンする。
配偶者に思い切り馬鹿にされる。
「ボケたのか?」

まずキスゲ平でニッコウキスゲを見ようということになり、霧降高原を目指す。
駐車場に車を止めると雲行きが怪しい。
リフトのチケット売り場で、山頂まで行くか山腹までにするか聞かれる。ニッコウキスゲを見たいと言うと、今なら山腹まででいいとのこと。
後でこれが運命を分けることになる。

ニッコウキスゲはまだ時期が早いのか満開ではないが、鮮やかな色合いで楽しめる。
かしゃかしゃと写真を撮っていると雷が鳴り始めた。しかも上のほうからではなく、水平方向から聞こえてくる。
ぽつぽつと雨も降ってきた。
これはいかんと思い、リフト乗り場に急いだ。配偶者はのんきなもので、まだ写真を撮っている。

下りのリフトに乗ろうとしたら放送が入り、
「雷の状況によってはリフトを止めます。その場合は係員の指示に従ってください。」
みんなどよめく。リフトに乗ったまま止まったらどうすりゃいいんだ。

なんとかリフトで下まで降りて駐車場に着いたとたん、ものすごい勢いで雷鳴がとどろき、土砂降りの雨になる。
間一髪車に飛び込んだ。

車の中でやれやれと思っていると、なんだか変な音がするぞ?
よく見てみると雹が降っている。
うわー、これは山頂に行った人はたいへんだろうな。

15分ほど待つと雹は止み、雨も小降りになったので中禅寺湖に向けて出発。
ホテルにチェックインした後、湖畔を散歩する。その間もときどき雷の音がしていた。
雹だんす。
そういや、裏磐梯でも降ったと
一美さんが言っていたっけ。
中禅寺湖湖畔を舞うツバメ達。



2005年6月26日(日)曇りときどき晴れ
ホテルをチェックアウトすると、
駐車場に栃木県警が!

走って逃げる。
朝食後、戦場ヶ原へ行く。
赤沼茶屋の駐車場はいっぱい。結局、湯滝の有料駐車場に車を止めて遊歩道を歩いて行く。

期待のワタスゲはちょぼちょぼと咲いている程度。
ワタスゲはいつもこんな具合だ。タイミングが悪いんだろうなあ。

湯川では大勢の人がフライフィッシングで釣りをしていた。
今日の釣りは好調な様子。魚はよく見えたし、ライズもあった。あちこちでヒットさせている姿が見えた。
それにしてもたくさんいるなー
魚も人も
本当にたくさんの人が釣ってました。
他にやることないの?(喜)と
聞いてあげようかと思ったほどです。

一番上の女性は大胆にも
観光客が大勢いる湯滝の滝壺で
釣っていました。
あっという間に2匹釣り上げ、
ギャラリーから喝采を浴びていました。
このあと遊歩道ですれ違ったのですが、
たいへんかわいい方です。
ただ残念なことに旦那さんと息子さんが
一緒でしたねえ。