「解剖しちゃうよ」
2009年4月12日(土)くもりのち晴れ
配偶者は潮干狩りというものをしたことがない。潮干狩りができる海岸が身近にないところで育ったからだ。
それでは、ということで千葉県の富津まで潮干狩りに出かけた。

今日は大潮だ。

子供の頃、学校の理科の時間に解剖があった。
アサリが最初で、フナ、カエルとやったと思う。
今から考えるとアサリというのも妙な話だが、まあ子どもにとっては抵抗の少ない対象だ。先生がナイフで貝柱を切って開けてくれる。それを各自で突きまわして観察記録を作るのである。
私はしばらくこれにはまった。
母親が味噌汁の具にアサリを買ってくると、それを1個もらってこじ開けて見るのである。しばらくの間ずっとやっていた。何でこんなことに興味を持ったのかわからないが、「生き物を手に取って見る」行為に惹かれたように思う。
私は好き嫌いはない方だが、子供のころはアサリの味噌汁がだめだった。それでも母親がアサリを買ってくるとわくわくした。


当然だが天然の貝ではない。
漁協が巻いているのである。
だからいるところにはかたまっている。
なるべく大きいのを選んで採ろう





食われるとも知らずにせっせと砂を吐くアサリども