2001年9月8日(金)晴れ
「熱風大陸」

長野に行こうと思っていましたが、台風が近づいていてお天気は下り坂。
釣行中止はいやなので、台風の影響の少ない新潟にしました。金曜日に湯沢にある「アウルロッジ」に電話してみると、それほど釣れてはいないようですが、川の状態は悪くないとのこと。また、ここのところずっと涼しいそうです!これはいいかも。

ところが、関越トンネルを抜けてみるとすごい暑さ。真夏日です。「んー?」
アウルロッジのご主人にポイントを教えてもらいに行くと、今日になって急に暑くなったそうです。
悪い予感がしましたが、残念ながらこれが当たってしまい2日間とも坊主でした。

まずは登川の堰堤ゾーンに3時ころから入りました。しかし、まったく反応がありません。水温は18度。
陽が傾いても気温は下がらず、それどころか上流から熱い風が吹いてきます。
日没までがんばりましたが、空振りに終わりました。
この日はアウルロッジ泊。
湯沢の町 登川。
この辺は川岸が公園になっている
ところが多く、入渓は楽。
フライ向きの川です。

2001年9月9日(日)晴れのち雨
「ウエットに転向?」

5時におきて魚野川へ行きました。しかし、朝になってもそれほど涼しい感じはしません。
教えていただいたポイントで始めましたが、反応がありません。時間が経つに釣れ、餌釣りの人が増えてきました。ここは人気ポイントなんですね。
8時近くまでドライ、ニンフでやりましたがだめ。
朝食の後、アルプの里(下の花はそこで撮りました)に寄ってから帰りました。首都高は大雨が時折降り、ちょっと怖かったです。
朝が来ました 沈黙の魚野川 アウルロッジ。
Tシャツをもらっちゃいました
アウルロッジのもも。
自動ドアを開けてました。

アウルロッジを出る前にご主人にお話を聞きました。

「ウエットフライを中心にやっています。昨日の夕方も3本上げました(!)。
4月の解禁当初は水量も多く、#12のダブルハンドを使います。ダブルハンドを使うのは距離を稼ぐのではなく、#12のラインを使ってゆっくり流したいから。
ダブルハンドを使うと周りの人がびっくりしています。何釣ってんだろうって。
5月以降は#8のシングルハンド。ダブルハンドを使う人もいます。
魚野川ではウエットは通年可能です。ラインはインターミディエイト、TYPE2〜3があればいいと思います。
ウエットはフライを巻くのも楽しい(食堂にきれいなフライが飾ってありました)。ぜひ始めてみてください。」

食堂の壁には40〜60センチくらいのイワナやサクラマスの写真が飾ってありました(サクラマスは遊漁の対象外。すごい外道ですな)。
しかも水槽には大きな岩魚が泳いでいます。これは解禁日に釣れた岩魚で解禁期間が終わったら放すのだそうです。
「魚がいない、と言うお客さんがいます。だからこういうのがちゃんといますよ、と見せるために飼ってます。」
うーん、ウエットもやってみようかな。(すぐその気になります)