2002年2月2日(土)晴れ
「花はどこへ行ったの?」

仕事が忙しい人。
病気の人。
はずせない用事のある人。
なかなか思うように釣りに行けない人が多いようです。
こんな時、私が行かないで誰が行く!と力んで寄自然休養村Y.G.Lスポーツフィッシングエリア
へ。

8時くらいだとガイドが凍るとのことなので9時過ぎに到着。駐車場の車は15台ほどです。

1月21に降った大雨はここにも影響がありました。橋が流され、受付前に置いておいた車も危なかったとのこと。
上流からの砂で川が埋まってしまったので、少し底を掘ったそうです。
なるほど、上流は浅くなってます。真ん中から下流はそれほど影響がないようです。
一番驚いたのは魚がいないこと!いつもの半分以下、下手をすると1/4くらいではないでしょうか。
あの雨ですごい濁流となったそうですから、流されたり、死んでしまったりしたものも多いのでしょう。
しかしだからといってやたらと魚を放流しないところがここのいいところかもしれません。

川を降りていくといつもライズしているプールで2〜3匹がライズしています。
晴釣雨読さんと確認した前回の反省を踏まえ、ティペットは長めに取り、ドラッグのかかりにくいポジションからキャスト。
フライはドライミッジ。ラインの置き方にも気をつけます。
10投目くらいで大きなヤマメがスパッとフライを咥えます。合わせが早いか!?と思いましたがしっかりフッキング。
寄せてみると鼻先が少し曲がった26センチ。通りがかった人も「いいヤマメだね」。得意得意。

なかなか立派ですね ちょっとおもしろい顔


次のプールに行くとニジマスが何匹か底にいます。フローティングニンフを流すと、何匹かが反応します。
何回も流していると魚が少しずつ上ずってきました。ドラグに気をつけながら流し続けるとニジマスがヒット。やったー。ドライで2匹目。
ミッジでなければだめ、ということではないんですね。やっぱり流し方かー


この後下まで見に行きましたが、ユスリカがわずかに飛んでいますが魚影は薄く、ライズもありません。
結局、午後に一部でライズがあったのみで、ドライではひじょうに釣りづらい日となりました。
午後からはオレンジパートリッジやニンフに変更。一生懸命やって10匹ほどでした。

沈めて釣った魚たちと修理された橋。


帰りがけにコーヒーとパンを買って、受付の女性と話をしました。
この川は暴れ川でけっこう危険とのこと。大雨が降りそうな時は早めに脱出するのだそうです。
テレビが受信できないので、上流に黒い雲がかかったりしたら警戒。お客さんを引き上げさせたりしています。たいへんな所なんですね。



魚は増えるんでしょうか?