2002年5月25日(土)晴れ時々くもり、風強し
「へこんだ日」

ボウズでした。かすりもしませんでした。どうもいけません。何をやっても裏目に出る1日でした。

朝、起きてみるといい天気です。うーん、ちょっと良すぎるかな、などと思っていると遠くの景色はかすんでいます。
車にも水滴がびっしりと付き、だいぶ冷え込んだようです。


今日はヤマメが釣りたいので千曲川の小海へ。
小海に着いて釣り券を買うと店のおじさんが
「天気が良くていいね」「でもこっちは少し寒いですね」「今日は寒いね。今朝は霜が降りたよ」「!!!」


さて、橋の上から川を覗いてみるといい感じですが、なにやら濁っています。少し移動しても同じ。よく見れば、そま添川の合流点で工事をしています。
これはいかんなあ、とあちこち動いてみますがいい所が見当たりません。
支流ならと思い、相木川に行きましたが人が入ったばかり。さらに上に行って南相木川に入りました。
すでに9時を回っています。せっかく早起きしたのに。

ここでも先行者がいるようですが、しょうがないので釣り始めます。
が、フライを投げても投げても反応しません。魚はいるのですが淵の底でじっとしています。
12時までやりましたがへばっただけでした。



ところで私がフライを一生懸命投げていると視界の端に動くものがありました。目を向けると小さな頭を出してもごもごと泳いでいるものがいます。
ネズミか?と思いましたが川岸に上がったの見るとイタチのようです。
声をかけると、こいつは逃げもせず私を見ています。
イタチにしては小さいし、尾も細く短いようですが濡れているとこんなものなんでしょうか?

おなかがすいたので蕎麦屋を見つけて昼食。
ざるを2枚注文しましたが、これがどうもおいしくありません。でも無理やり食べてしまいました。

食べた後は川上村へ移動。車を止めて寝ることにします。2時間寝ようなどと思っていたのですが、起きたのは4時近く。
少し上のほうにある堰堤下で夕方ライズ待ちをすることにし、そこまで釣り上がります。
しかしここでも反応なし。魚は見たのですが・・・

堰堤下に行くと時々ライズがあります。またじっと見ていると尺はありそうな岩魚も見えました。これは期待できそうです。
しかし日没後8時近くまで粘りましたが、ハッチの量が増えるわけでもなく、ライズも散発的。
しかも今から考えると岩魚のライズではなかったように思えます。
フライもいろいろ試してみましたが、あたりもありませんでした。

めっきり疲れて帰路につきました。

帰りの高速はすいていましたが、日本・スウェーデン戦をビデオにとるのを忘れたのに気がつきがっくり。
中央高速で高井戸まで行ったのですが、高速を降りた後もまだ高速を走っているとカーナビが勘違いしたようで、危うく都心まで行ってしまうところでした。
最後までさえない1日でした。


これから何をして復活したらいいか、考えています。



川面に月が光ります