奈川高原遠征記(2002年8月31日〜9月1日)



2002年8月31日(土)晴れ
「サルとがお出迎え」

奈川高原に釣りに行きます。しかし今回は奈川高原に行く前に八千穂高原に寄り道です。
須玉インターから北上し、千曲川を下ります。千曲川を見ると釣りに来たような気がしますが、そうではありません。
道は千曲川を離れてぐんぐん高度を上げていきます。
目指すは日本一の白樺林をキャッチフレーズとする(?)八千穂高原自然園です。きれいな林と渓流がありました。
八千穂高原自然園の様子は「野外の想い」に掲載予定です。

さて、八千穂高原から奈川高原に向けてカーナビをセットすると、麦草峠を越えて諏訪インターに出る道が示されました。
車の燃料が少なくてちょっと不安でしたが、距離を測ると行けそうです。高原ソフトを食って出発しました。
白駒池には寄れませんでしたが、高原のドライブは快適でした。

そんなことをしていたので奈川高原の今夜の宿、ゲストハウスライズに着いたのは4時近くなってしまいました。
急いで川に行きます。
川原で釣り支度をしていると、川向こうの山から「ぎゃー」とか「うきー」とかいう声が聞こえます。どうやらサルのようです。
写真撮影に行く配偶者に気をつけるように言い、私は川へ入りました。
サルが林の中を走り回っています。私を見るとウキウキ叫びながら逃げていきます。
しばらくして振り返ると、下流をサルの群れが渡って行きます。サルはデジカメの天敵。
ポケットの上からデジカメをしっかり握り締めました。
サルどもが道路に上がって見えなくなると、クラクションが聞こえます。どうやら交通のじゃまをしているようです。
配偶者は大丈夫でしょうか。サルに間違えられたりしないかと心配です。

エルクカディスヘアを流しますが反応しません。首を傾げます。ユキシロや台風でもないのに、奈川でこんなに反応がないのは初めてです。
淵に大きな岩がある絶好のポイントに来ました。ここにいなければどこにいる、という感じです。
しかし出ません。そんなはずはないと粘ります。7、8投目でしょうか。イワナが水面から躍り上がってフライにアタック!
やったー。やっぱりいやがった。
しかしこの魚は撮影前にネットから飛び出してしまいました。

実は今回の釣行で釣れたのはこの1匹のみ。したがって今回は魚の画像はありません。
河川工事が進んでいます。
以前はクマが出そうな雰囲気だったのですが。
パターゴルフ場でしょうか?
暗くなるまでがんばりましたが・・・

日が傾いたので、オーナーに教えてもらったライズが起きそうなポイントに移動。
しかしここで釣れたのは稚魚のみでした。
うーん・・・・



2002年9月1日(日)悲しいくらい晴れ
「フライフィッシングは熱い」

昨日の貧果を取り戻すのじゃー、と張り切って夜明けとともに出撃。
お気に入りのポイントに入ります。
しかし10分もしない内に「?」
おかしい。なにか変です。いそいで温度計で水温を計ってみると14度あります。まだ川に日が射していないのに。
これで運命は決まり。その後は1、2回小さな魚が出ただけでノーヒット。支流も少しやってみましたが、1回そこそこの魚がフライを見に来ただけでした。
大きな淵に魚はいましたがそこのほうにじっとしていて、上は見ていないようでした。
後で聞いたのですが、奈川高原はここのところずっと雨が降っていないそうです。言われてみれば木の葉が枯れて散っているものがあります。
行けども行けども・・・ 今日もいい天気!

ゲストハウスライズに戻り、朝食後に温泉。
チェックアウトの後はスーパー林道を通って乗鞍高原の一の瀬園地に行きました。
ここの様子は「野外の想い」に掲載予定です。