2003年2月28日(金)晴れ(寒い)
「最高気温4℃」
渓流解禁。
行くぞ渓魚たち。
くちばしは丸いが、カモノハシの動きは鋭いぞ。
釣行前夜はあわただしい


9時半頃、南佐久南部漁協に到着。年券はここで買えるといでけんさんに教わりました。
考えてみれば「漁協」を見るのは初めてですね。
ガラス戸を開けるとたたきがあって、上がった所にストーブ。
釣り針や錘といった釣具がガラスケースに入っています。
病院の受付窓口風の引き戸の向こうにでは女性が二人、事務を執っていました。
なんとなく釣具の卸問屋みたいです(そんなものがあるのか?)。


年券を無事購入。写真が必要とのことで駅の撮影機で撮ってきたのですが、仕事帰りのためにスーツ姿です。
異様な年券になりました。

小海町の辺りの川を覗いてみましたが、よくもまあここまで、と思うほど河川工事の真っ最中です。
川上村に行くことに決定。

しかしさすが千曲川。平日というのにそれなりに釣り師が入ってます。
私も支度をして川に降りました。ライズはありませんね。
餌釣りの人がどんどん釣り上がってくるので場所を変更。

よさそうな場所でライズ待ち。
しかし何も起こりません。
水面を見ているとユスリカがたくさん羽化しています。

トンビを観察しながら待ちます。何も起こりません。
パンを食べながら待ちます。何も起こりません。
セイキレイに眼を飛ばしながら待ちます。何も起こりません。

どうする、どうする!
ははは!こんなこともあろうかと、先日のYGLでニンフの流し方を練習しておいたんです。
さっそくやってみましょう。
来るかな?来るかな?
だめですね。ライズのオーナーがインジケーターを使うときはウキ下が大事と言ってましたっけ。
水深にあわせて少し長めにしてみましょう。
来た!あ、ばれた。でもここにいるな。もう一度。
引いた!よし。釣れたー。今シーズン第1号。小さいけど、まあいいや。
今シーズン第一号はイワナ。
シーズン初日で釣れたのは初めて。

上が釣れたポイント。
写真で見るよりは水深があります。

左は川上地区の千曲川。
雪はあまり多くなく、水量は少なめです。


堰堤を越えてさらに上がっていくと大きな淵があったのでニンフを叩き込みます。
その時、
あれ?今、ライズした?
量は少ないですがライズが始まりました。フライをミッジピューパに変更。
しかしあたりがありません。コカゲロウが流れてる・・・あ、喰われた。
フライをCDCダンに替えてキャスト。
1度はしくじりましたが、数投後にヒット!
ドライフライで釣れました。うれしいですねー。

ライズはすぐに終わってしまい、その後はニンフにも反応なし。
ドライフライでも釣れました。
この淵は時計回りに水が流れていて、
フライを流すのがなかなか難しかったです。


餌釣りのおじいさんに聞きました(この人は私の目の前で釣り上げました)。
「型が小さい。魚がまだ動いてないね。今は餌はこれ(クロカワムシ)じゃないと釣れない。
でも今日はイクラがよかったかも。」

フライのおじさんに聞きました。
最悪。解禁2〜3日の方がライズがありましたよ。ハッチはあるのになー。
派手なライズが始まるのは3月3週目だ。」


カップラーメンとおにぎりを食べた後、ニンフで釣り上がります。
めぼしをつけたポイントで2匹かかりましたが、ばらしてしまいました。
フライ先行になってしまってあわせが遅れたようです。

16時頃納竿。
年券も手に入ったし、小さいけど2匹釣れたし、ドライでも釣ったし。
上々の初日です。