2003年4月29日(火)晴れ
「山桜の散る渓にて」
新緑がとてもきれいでした

今日は世附川に釣行。BOSSさんもストレス発散のために行くというので、一緒に林道を上り、近くの沢に分かれて入りました。
最近雨も降り、天気も良く、期待できそうです。

竿を出してしばらくするとヒット。でも下の淵に落ちた拍子にばれてしまいました。
今度は岩のすぐ上流にフライを落とすと大きなヤマメの背中がもこっとでました。でも残念!フライは食いませんでした。
なかなか状況はいいようです(喜)


ところが
釣れません

フライにまったく出なくなってしまいました。
いやな予感が脳裏を掠めます。

しかし日が昇って暖かくなると虫の数が急に増え、それに伴って魚の動きも活発になりました。
足元から魚が走ります。
稚魚が群れをなしてドライフライを追います。
ひらきの真ん中に堂々とヤマメが陣取ります。
淵によっては音を立ててライズしています。
あまり大きいのは釣れませんでしたが、何匹か釣れたし、ドライフライに対する反応が良かったので楽しめました。
ハッチに合わせてもう少し小さなフライを使えばもっと釣れたかも?

山の上の方には山桜が咲いていました。渓には花びらがたくさん落ちていました。
大きいのは釣れませんでしたが、最近の釣果を考えると!
大物はどこかにいるんでしょうか?

上の2匹はスレです。
なぜか2匹ともゆっくりフライに出てきました。
食わせた!と思ったのですが?
短時間で2匹もスレなんて初めてです。
10時半くらいになると魚の反応がなくなりました。ハッチも一段落ついたようです。
少々疲れたのでいったん入渓点近くまで戻り、枝沢に入ってみました。
こちらではドライフライに反応はあるのですが、ばしっというようなすばやい出方。フライを食うことはしません。
しばらく遊んでいましたが、BOSSさんとの約束の時間になったので納竿。
二人で幸せな釣り師のあり方について話しながら山を下りました。



林道ゲートのネコと
湧き水を飲むBOSSさん