2003年5月24日(土)くもり時々晴れ
「世附はダッシュ」
丹沢の林道をてくてく歩きます。今日は世附川を釣ります。
ところが4時に歩き始めた時はなんともなかったのですが、1時間くらい経つと気持ち悪くなってしまいました。

5月10日にJリーグを見に行ったのですが、油断して薄着をしていったために身体を冷やしてしまいました。
それ以来微熱が続いています。おまけにこういうときに限って仕事が忙しくて休むことができませんでした。
今日の釣行先をどこにするか考えました。行くとすれば千曲川か世附川。
体調不良で長距離を運転するのは疲れそうです。
それに身体を動かせば具合はきっと良くなる!と信じて世附川に行くことにしました。

今日は同じ方向にある沢へ行く方とフライの話をしながら歩き始めました。
しかし
ううっ。気持ちわる。
休めばよさそうなものですが、一緒に歩いている方に「休みましょう」と言い出せなくて、とうとう目的の沢まで一気に来てしまいました。

沢の入口で休憩。はあはあ。
強引におにぎりをひとつ口に入れます。
ウェーダーを履いて、シューズを履いて、パッキングをしなおして、楽しい釣りの始まりです。
今年から使っているグレゴリーのパック。
いろいろ工夫されていて使いやすいです。

最初はあまり反応が良くありませんでしたが、8時近くなって陽が射し始めるとハッチも盛んになり、魚の活性も上がったようです。
でも不思議なことにライズはなし。
フライが落ちると逃げ出す魚もいましたから、だいぶ人が入っているのでしょう。
そろそろテレストリアル(陸生昆虫)パターンも良いかなと思いましたが、大き目のフライには反応が悪く、釣れたのはハッチに合わせた#15〜#17位のパラシュートパターンでした。
今日は若葉がきれいでした。
思わず声が出るほどです。

今日は2匹、大きいのをばらしました。くやしいー
特に2匹目は手ごたえからして27センチ以上は確実でしたが、振り切られてしまいました。
油断してはダメですね。
結局、21〜22センチ位のがひとつ、後は18センチ前後が数匹。
全体としてフライに対する反応が良く、楽しめたました。

今日はよく魚が走りました。淵の手前とか肩のところに魚がついているので、どうしても感づかれ、ダッシュされてしまいます。
歩き出すとダッシュ!
フライが落ちるとダッシュ!!
フォールスキャストするとダーッシュ!!!
おまえらはティム・モンゴメリか。

今日は風が心地よく、帰りの林道は快適に歩けました。
帰りの林道で
オオルリ(ヒタキ科の鳥)を
初めて見ました。
オス2羽、メス1羽。
きれいな鳥です。

右は林道で何か調べものをしていたシカ。