2003年11月16日(日)晴れ、風強し
「コイは力持ち」
今日は初めてフライでコイを釣りに行きます。場所は平塚市を流れる金目川。
コイを釣るならここがよいと聞いていたので、以前から釣り新聞などでポイントを探しておきました。
今日は気温が26度。しかも強風です。うまく釣れるでしょうか。

10時に金目川に着くと川沿いの道に車を止め、まずは川原を歩いてみます。
よさそうなポイントがあったので近づくと、魚が走りました。コイのようです。
用意してきた食パンの角切りを少し撒いてみると一匹がかぽっと捕食しました。
よし、ここでやりましょう。
車に戻って支度をします。ところが風が強く、おいてあるベストが吹っ飛びそうです。
ロッドは9フィート#6。フライは白いマルムシ壱号です。
小林良彰さん考案の
マルムシ壱号


慎重に川に寄り、パンを少し撒いた後、フライを流します。コイが寄ってきます。
食うかな、食うかな。
しかしライズはしましたがフライは食べません。フライを見切ったというより、自分の立てる波でうまくフライを口にできないようです。
また来た。どうかなどうかな。
食った!よし!
合わせるとすごい手ごたえ。コイはごわごわと泳いで逃げようとします。リールからラインが引き出されます。
おのれー
負けずとリールを巻きます。ティペットは4X。この分なら切れることはありません。
玉網ですくおうとしましたが、玉網を見るとコイが暴れます。それに忍野用の玉網では掬えそうもありません。
やりとりすること5分。最後は強引に浅瀬に引き上げました。
やったー
59センチでした。
コイって軽いんですね。
気のせいではないと思いますが、
持ってみた時に同じ大きさのニジマスに比べると
ずいぶん軽く感じました。
ニジマスは筋肉質なんでしょうか?


パンを少し投げてから再びフライを流します。
風で川面が波立っていますが、コイの姿はなんとなくわかります。そこへフライを投入します。
コイががばっと顔を出してフライを食いました。コイが沈んだのを確認して合わせます。
どひゃー
コイが一気に下流に走ります。ラインが出て行くのを抑えられません。
あっという間にバッキングラインまで引きずり出されてしまいました。
しかしさすがにラインの重量には耐えられないらしく、下流の浅瀬でバシャバシャやっています。
ラインを巻き取りながら近づき、これも岸に引きずり上げました。
2匹目。これもなかなか大きいですね。
バッキングラインを出されたのは初めてです。


釣れたのはここまで。
日が高くなったせいか、あるいは2匹釣って警戒されたのかわかりませんが、お昼近くなるとパンにも反応しなくなりました。
今日はこれで終了とします。
金目川はゴミも多少ありますが、のどかでとてもいい川です。
コイを釣っている時に銀色に光る魚も見ましたので、次回はオイカワも狙ってみようと思います。