2004年7月10日(土)晴れのちくもりのち土砂降りのち晴れ
「ミンクがライバル
レタスの出荷時期らしく、
朝から農家の方が大勢働いていました


ありゃ?先行者!

千曲川支流の南相木川で釣りを始めたのですが、30分ほど川を上っていくと、餌釣りの人がいました。
まいったなあ。車がないから一番だと思ったのになあ。
しかたありません。入渓したところまで戻ります。
途中でフライフィッシングの人に会ったので、私の前に先行者がいることを教えました。
車を上流に走らせると、さっきなかったところに車が止まっています。
あれ、頭ハネされたかな。

かなり上流まで行って釣りを再開。
このあたりまで来ると南相木川も里川の風情はなく、林の中を流れる静かな川です。
さて、ここでの釣りはひじょうに好調。今シーズン初めての会心の釣りとなりました。
特に型がいいとかいうわけではないのですが、ここには必ずいると思ったポイントから必ず反応がありました。
ドライフライの流し方もそれなりにうまくいきました。フライは#15のエルクヘアカディスで通しました。
速い流れの肩にいたイワナ。
7投目くらいで出ました。


楽しい釣りだったのですが、邪魔者も現れました。
大きなプールが見えてきたので、あそこで大きいのを釣ろうっと、などと勝手なことを考えていると、川岸にひょこひょこと黒い動物が現れました。ミンクです。
かわいいなー、などと思ってみていると、いきなり私が釣ろうとしたポイントに飛び込んで魚を追いかけまわし始めました。
やめれー。
ミンクはいったん岸に上がって呼吸を整えていましたが、今度は上流に走ると肝心のプールに飛び込みました。
ごぼっごぼっと、2回ほどライズします。
おまえがライズしたってしょうがねー!


ミンクプール


車に戻ると雨が降ってきました。朝からぱらついていたのですが、これは本降りです。
車の中でおにぎりを食べ、昼寝をしました。一時間ほどして目を覚ましてみても、まだ雨は降ったいます。
今日の釣りはもうだめかなあ。
とりあえず明日行く予定の金峰山川に行くことにしました。

小海にさしかかったときでした。いきなり雨足が強くなり、道路がみるみる冠水していきます。
ワイパーのピッチを最高にしますが前が見づらくなりました。
ずるっと軽くタイヤがスリップします。あわてて四駆に切り替えます。
こ、恐い。
水の深い所では対向車が巻き上げた水が叩きつけられるようにフロントガラスにかぶり、一瞬前が見えなくなります。
こ、恐い。
一車線なのと後続の車との距離が妙に近いのとで、止まることができません。
こ、恐い。

川上村に着く頃には雨は小降りになりました。いやー、すごかったですね。
金峰山川の道を確認した後、夕方千曲川本流を釣ってみましたが、雨のせいで少しにごりが入り、イワナの稚魚が1匹釣れたのみでした。
今日は野辺山のペンションかんだんけいに宿泊です。



2004年7月11日(日)晴れのちくもりのち土砂降りのち晴れ
「再び雨
渓相抜群の金峰山川でしたが・・・
釣果は次回に持ち越しです。
無理を言って朝の食事を6時にしていただき、7時前にかんだんけいを出発。
金峰山川に向かいます。
最初に行った入渓点には先行者がいたので、しばらく上流に行って入渓しました。
日曜日でもあり、人気のある川なので、今日はとりあえず竿が出せればよいというつもりです。
金峰山川で本格的に釣るのは初めてです。岩と水がきれい。なんだか人工的な感じすらしますね。

フライに反応がないまましばらく釣り上がって行ったのですが、急に雨が降り始めました。
さっきまでは晴れていたのですが、気がつけば厚い雲。特に上流の山の方は真っ暗です。
しばらく迷ったのですが、昨日のような降りになると目真っ赤(注)状態になりかねないので撤収することにしました。

(注)泣きたくなるくらいの窮地に陥ったことを表す言葉

時間が早すぎるので大井松田の管理釣り場YGLに寄っていこうと思いつき、東名高速まで来たのですが、ふたたび昨日と同じような雷雨に見舞われ、必死の運転を余儀なくされました。
もちろんYGLには行きませんでした。
東名で再びラリー状態
目真っ赤


長野県の天然記念物川上犬は
繁殖に成功したようです。
子犬が2匹いました。