2005年8月21日(日)晴れ
ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ」


夕方、YK40を携えて電車に乗る。
「日本国内においてオカッパリで釣れる全ての魚に対応する」
をコンセプトに作成されたこのロッドと共に公共交通機関を利用するのは少々恥ずかしい。
以前、小林重工CEOの小林良彰さんと待ち合わせた時、小林さんはYK40のプロトタイプを持って小田急線のロマンスカーに乗って来た。しかもルアーをつけたまま。
これしきのことでへこたれては真のラウド・スタイリストにはなれないのかもしれない。

初めての駅で降りる。
夕暮れ時の街をとことこと歩く。
やたらと犬を散歩させている人と会う。目的の川についてみると親水公園では犬どもが水遊びをしている。犬はかわいいが、これからこの川で釣りをしようとする者にとっては微妙な感じである。

狙いはナマズ。
今年に入ってから数回チャレンジしているがいずれも空振り。反応すら得ていない。何が悪いのかわからない。腕か?場所か?装備か?
考えるにいろんなことの積み重ねが結果に大きく影響していると思われる。
努力ですかね、やっぱり。


日が沈む前にポイントの下見。
日が沈み、人影がなくなってから釣り開始である。
小さな川だが、アカミミガメはいるわ、ウシガエルはいるわでなかなか有望。
ジッターバグを橋の上から投げる。

数投目
ばしゅっと水しぶきが上がり、ルアーが引き込まれた。
ナマズ!
緊張して合わせのタイミングを計る。

ぷかーっとジッターバグが浮いてきた。
ミスバイトしたようだ。
全身から力が抜ける。
他のポイントを回ってからもう一度ここを狙ってみたが、うんともすんとも言わなかった。

撤収である。

今日は街中なので、釣りをしているととても目立った。
ものすごい疑いの目で見る人。
見ないふりをする人。
いろいろである。
その中で子供を連れた男性が話しかけてきた。
ナマズを釣っているのだ、と言うとここでナマズを見たことがあると言う。
やっぱりいるんだー

次回がんばろう。

無理かな。
人生、血まみれ