2006年12月31日(日)晴れ
「日照
管理釣り場に行くことにした。行き先はFISH・ON!鹿留である。
今年はナマズ釣りにはちょくちょく出かけたが、渓流釣りに行く日は少なかった(もしくは今までが多すぎた)。今現在、「あなたの趣味は?」と聞かれれば、「フットサルとクライミングと読書と・・・・釣りかな。」という感じである。ウェーディングシューズを履いた回数より、フットサルシューズ、クライミングシューズを履いた回数の方が圧倒的に多い。
だからといって特に問題があるわけでもない。が、なんとなく不安である。

それで

管理釣り場に「行くことにした」のである。



鹿留に着いてみると気温は−1.5度。寒い。それでもけっこう人がいる。
この大晦日に石で区切られた川の中に放たれた魚に寄ってたかってフライやルアーを投げては引っ張りまわす人達の幸福感と世間的常識を考察しようと試みる。
でもすぐにやめてルアータックルを組み立て、ポッパー、ミノー、G7、スピナーを投げまくった。気温が低くさすがにポッパーでは無理があったが、ニジマスがぽつぽつ釣れた。

昼食後はフライで釣る。本当に久しぶりである。
見回すとフライで釣っている人は全てルースニングである。でもフライはドライフライを使う。適当に作ったスタンダードなパターンだ。
川面を眺め、この辺ならドライフライで釣れるかな、というところを流すとばくっと喰らいついてくる。調子よく釣れるが型が小さい。
やはり大きな魚は水面の餌には無関心なのだ。悔しいのでバブルニンフで憂さを晴らす。

午後2時を回ったのでおかずを釣ったら帰ろうと思い再びルアータックルに持ち替えたのだが、ここからがたいへんだった。
魚の食いが止まってしまったのである。
日が傾くと川は日陰になってしまうのだが、どうも魚が活発なのはお日様が照っているときだけらしい。
たまに釣れるのは小さなニジマスばかり。
焦って手持ちのルアーを総動員してみるが、いい型は来ない。朝、釣ったやつをキープしておくんだったなあ。
気温はどんどん下がり、がたがたと足が震えてくる。
午後4時。寒さに負けて撤収。
こうして今年最後の釣りは終わった。



さて
釣りは楽しかった?
楽しかった・・・よ。ちょっと寒かったけどね。