「アルケオプテリクスの第3法則
2008年4月20日(日)曇りときどき晴れ
横浜の桜は散り、いろんな虫やら鳥やらネコやらが動き始めた。
本格的に春になったのである。
配偶者を伴って、山梨県の笛吹川水系へ今季初の渓流釣りに行く。笛吹川水系に行く根拠は何もない。一度も行ったことがないので、どんな所か見てみたいのである。それに桃の花も咲いているはずだし。

適当な橋の袂から釣り始める。フライはソラックスダンである。

釣れない

先行者がいるんだろうか?(後でわかったがいた)
と思っていたらアマゴがかなり深いところから浮かび上がってきてフライをくわえた。木っ端アマゴである。
でも1匹は1匹。
これでぼうずはなしだ。

しばらく行くとゴルジュとなり、釣り上がるのが難しくなったのでやめる。2時間ほどの釣りだった。
車に戻ると地元の釣り師らしい方が話しかけてきた。その方によると、昨年の台風で土砂が流れ、ポイントが変わってしまって今年はだめとのことである。
しかし彼はこう付け加えることも忘れなかった。
「もう少し上流の○○○のあたりがいい。先週は尺が出た。尺だよ。」
私はていねいお礼を言った。
でもアルケオプテリクスの第3法則
「いい魚は過去の中にしかいない」
を学んでいる私にとって彼の発言は意味がなく、道具を片づけるとそばを食べて帰途についた。

さあ、横浜マリノスのサッカー教室に行くかあ。