「秋になってる
2009年9月27日(日)晴れ

裏磐梯のペンション「おやど風来坊」に行く。
オーナーの一美さんはご都合が悪く、宿泊されていたYさんと一緒にK沢に釣りに出かけた。
禁漁間近ということもあり、熱が入るところである。

しかしながら飽きもせず釣りにうつつを抜かすわれわれもご苦労なことと思う。何かの本で読みましたが、釣りというのは脳内の快楽物質の分泌のされ方の問題でなかなか飽きないのだそうです。

K沢はびっくりするくらいの減水。魚は大きな落ち込みなどに集まっていて、浅いところではフライに反応しない。大きなポイントに絞って釣り上がっていくことにしたが、水が少ないので遡行がすいすい進む。結果としてかなり早めに最上流部まで来てしまった。

釣果は二人ともイワナが3〜4匹ずつ。状況からすれば上々でしょう。

2009年9月28日(月)晴れ
一美さんが今日は冒険しましょうと言う。初めての川に釣りに行こうということだ。この禁漁の迫った時期に冒険をしようというのがすごい。
車に荷物を積んで出発。

行先はN川。
小さな集落がそばにあるが、渓流釣りをしていなかったら一生来なかったろうと思われるゾーンである。
釣り支度をしたが、けっこう谷が深く入渓点がわからない。しばらくうろうろした後、やっと降りられそうなところを見つけて下っていく。よい子は真似しない方がよさそうなところだ。
川につくとすぐに一美さんが魚を見つける。魚はいる。ひと安心である。

いきなり私が一つのポイントから3匹のイワナを立て続けに釣ってしまう。今日中には300匹位釣ってしまうのではないかと思われたが、現実は甘くなく、その後はぽつぽつ。
N川は水がきれいで底石もしっかりしておりとてもいい川だが、途中から上流に進めないようになっていた。残念。





あきらめて川から上がり、かなり以前に一美さんが釣ったことがあるというG川に移動する。だいぶ時刻も遅くなったのであせって釣り始めた。

かけあがりに大きな底石が沈んでいたので、そこにフライを流してみた。するとものの見事にイワナがヒット。まずいことにラインが岩にからんでしまいかなりあわてたが、無事に取り込むことができた。大きなイワナなので測ってみると29センチ。おしい。
この辺からイワナの夕食時間に突入したようで、フライへの反応がぐっと良くなった。
一美さんと二人でしばらく楽しんだが、暗くなると帰りの林道が怖いので撤収する。

今日はうまく釣りができて楽しい1日。






2009年9月29日(火)くもりときどき雨
ちょっと濁り

おやど風来坊で目覚めてみると雨。昨晩はだいぶ降ったようだ。
天気予報を見ると回復の見込みなので昨日と同じG川に釣りに行く。
G川は雨の影響で薄く黄色になっていた。この影響はどうだろうかと心配したが、一美さんがほどなく1匹釣り上げた。濁りの影響は少ないようだ。

一美さんは次々と釣りあげていくが、私はどうもうまくない。合わせそこなったり、糸が切れたり、釣れても小物ばかりだったり。そのうち一美さんが尺イワナを釣る。
くやしい
でも昨日私が29センチ釣った時は一美さんもくやしかったにちがいない。
ちがうか

私も巻き返しからまあまあサイズを1匹釣る。
そろそろ引き返さないと今日中に家につけないだろう。



渓流シーズンは終わりだ。