発熱素材」
2009年12月23日(水)晴れ
冬だ。

凍りついた車のフロントガラスを見てそう思う。
ここのところめっきり寒くなった。コートも着るし、手袋もするし、おせちの準備もするし。
月日のたつのは早い。
しかしながら感慨にふけっているといつまでも出かけれないので、がりがりと氷を落とす。

今日は札掛にある丹沢ホームに行ってフライキャスティングの練習をするのだ。
私のフライフィッシングは年々下手になっている。
普通、回数をこなすとだんだんうまくなっていくものだが私の場合はそうならない。その中でもキャスティングは著しい減退を見せている。
ここまで書いて気がついたが、以前もたいしてうまくなかったので、ますますダメになったとみるべきか。
やだな。

丹沢ホームに着いてみると思っていたよりは暖かい。そうはいっても十分寒いのであって、放流しているスタッフの方と話したら、手が冷たくて仕方ないと言っていた。
今日は、以前、購入しておいた吸湿発熱素材の肌着を着てきた。これがけっこう暖かく快適である。でもしばらくして妙な事に気がついた。
日当りのいい坂を登ったりするとちょっと暑いのである。
この素材は身体から出る水分に反応して発熱するとのことだが、だいたい人間が汗をかいている時って暑いと感じているんじゃないの?その時に発熱してもしょうがないだろ。むしろ汗をかいていない、寒く感じている時こそはりきって発熱してもらわないと意味がないではないか。
この辺についてはいったいどうなってるんだ。

そうか

川に落ちても暖かいってことね。

寒いからなのか、練習とはそういうものなのか、キャスティングの練習をしているとだんだんロッドを握る右手が痛くなってくる。
思ったところにフライが落ちないし、距離もぜんぜん伸びんなあ。

ひゅんひゅん

それでもしばらくやる内に多少はまともになってきた。
あと2〜3回練習すればなんとかなるのではないか。
でも、やるかな

ひゅんひゅん

 右上のマーカーにくらいついたら、
 胸鰭にフライが引っかかってしまったという図。
 寒くて魚はあまり食い気がない。




大きな魚が釣れず、晩御飯のおかずを確保できなかったので、
すばやく五右衛門で豆腐、ゆば、プリンを買って帰る