「風が冷たい
2010年4月3日(土)曇りのち晴れ


暦は春だが、今年は雨や雪の日が多い。今日のB川もどんより曇っていて少し寒い。
この川はこれまで上流部ばかり釣ってみたが、今回は下の方を狙う。川が広い方が巨大アマゴがいそうじゃない。
釣り始めてすぐにフライを草に引っかけて失くしてしまい、新しいのをティペットに苦労して結びつけていると、後ろから声をかけられた。振り向くと岸に男性が立っている。
「おはようございます。」
「おはようございます。」
「ライズはありますか?」

ライズなんてものはね、この世の中にはないんですよ。くちばし通信読んでないの?

「ライズはないです。」

この後この方は親切に解禁の時はライズがあったとか、この間はもう少し下流で釣れたとか教えてくださった。

でもね

本当にほしい情報は過去じゃなくて未来なの。
これから36分27秒後にあそこの堰堤下の右から2番目の筋でライスが起きる
そういう情報がほしいの。

「ありがとうございます。後で下を釣ってみます。」



時々日が差すのだが風は北風でとても冷たい。虫は時々飛んでいるが、フライへの反応は全くない。

ない

お昼近くなると晴れてきてハッチも盛んになったが、相変わらず川は沈黙。
上流に行ってみると餌釣りの人が3人くらい入っている。
夕方まで粘ろうかとも思いましたが、転んで川にはまってしまって寒かったので、今日はこれで終了。

それでも

坊主にならないところが素敵
 このアマゴはドライフライを3回食い損ねて
 4回目に掛かりました。
 成魚放流ですね。
上流から時々赤いものが流れてくるので 
何だろうと思いましたが椿でした。