「増水の渓」
2010年9月25日(土)くもりのち晴れ
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橋と一美さん |
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たぶん、今年最後の渓流釣行。
おやど風来坊のオーナー一美さんとB沢へ行く。
今日は下流から釣ってみた。
B沢は前回の台風の影響からか水量が多く、場所によっては渡渉が難しいくらいだ。
そして
魚は釣れない。
強引に林道まで上がり、少し上流にある支流を釣ってみることにした。
さっそく一美さんがイワナを釣る。
「生まれてから陽に当たったことがないみたいですねえ。」
と一美さんが言うくらいまっ黒だ。
私もヘチのたるみにフライを落としてみた。すると、もーっという感じで魚が上がって来る。
光の加減でフライが良く見えなかったが、たぶん食っただろうというタイミングで合わせてみるとこれがばっちり。
いいサイズのイワナだったがこれも真っ黒。
小さな滝まで釣ったところで本流に戻る。
上流部の方がいくらか流れが浅く釣りやすい。でもやっぱり狙い目は流れのゆるいところだ。
岩の陰から少し大きなのをひっぱりだしたが、最後まで釣果は伸びなかった。
おやど風来坊に戻る。
大学の教授をされている方とその奥様と同宿。
奥様は学生の頃、カヌー競技をされていたとのことで、興味深くお話を伺った。
2010年9月26日(日)晴れ
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一美さんはここで尺ものを釣る |
昨日も3時起きだったので、6時起床はつらい。
一美さんとG川へ行く。
シーズン最後の週末とあって先行者が複数。そこで初めて下流部から釣ることにする、踏み跡をたどっていくと橋があり、そこから川に降りることができた。
びっくりしたのは河原に男性が座ってたばこをふかしていたこと。
一瞬、妖怪かと思ったが、マイタケ採りの人だった。
一美さんは次々とイワナをかけていくが、私は1〜2匹しか釣れない。気持ちが焦る。
そのうち寝不足のせいか、昨晩冷えたせいか、身体がだるなり、午後にはちょっと足元がおぼつかなくなってきた。甘い菓子パンがおいしい。
夕方近くなってイワナの活性も上がり、私の竿にもそれなりのサイズのイワナが来た。
そして気持ちも少し明るくなった。
明るい気持ちでシーズンを終えることができて
うれしい。