「サイコキネシス
2010年12月26日(日)晴れ 風強し
9時30分、多摩川に集合。
新宿サンスイのキャスティングスクールに参加する。
生徒10人、講師2人という布陣である。中にはご夫婦で参加されている方もいてうらやましい。

最初の練習はロールキャスト。
ロールキャストはフライラインを転がしてはだめ、ということを最近知った。川崎サンスイの卜部さんから教わったのだ。この練習はまさにそれ。ナローループを作ってフライラインを前に飛ばす。
これが難しい。基本的には普通のフォルスキャストと同じ振り幅で、と言われるのだが、言われて考えるとこれがまた飛ばない。

次はピックアップからレイダウン。前にあるフライラインをバックキャストに持って行って、フォワードキャストをしてからロッド下げて着水させる。ロッドの止め方がポイントだ。
「止める時はロッドを握り締めるようにするといいですよ。」
と教わる。なるほど。加速して止めるという感覚がわかりやすい。

ひゅんひゅん

30分間の昼食休憩(短いねえ)の後、各自で本日の目標に向かって練習する。
私はロングキャストが目標だったが、とてもそんなレベルではないので、ロッドの振り幅、ロッドの停止に気をつけてフォルスキャストを延々と繰り返す。
右手の小指がときどきつる。それでも風上に向かってキャストができるようになってきたのでがんばる。

サンスイ新宿店の白川さんが
「どうですか。」
「ループは何とかできるのですが、フォワードキャストの時に(風上に向かって投げている)テイリング(糸が絡まること)してしまうんです。」
「ロッドを根本から曲げるようにしてください。」
「?スプーン曲げのようにですか。」
「ロッドをぐっと前に持っていきます。」
「サイコキネシスで?」

終了時間の3時には右手が砕けそうであったが、向かい風の中でもなんとかフライラインが飛び、なんとかリーダーがターンオーバーするようになった。
上達したな、という気がして楽しい。

練習しよう
練習しよう


同時にダブルハンドキャスティングスクールも 
行われていた。 
ウェーディングしている姿を見て 
「楽しいのかなあ」 
という声も。
 足元にあったブラックバスの死骸。
 多摩川には熱帯の魚も多く住むようになり
 「タマゾン」
 と呼ばれているらしい。