指摘事項」
2011年12月4日(日)晴れ、風強し
サンスイ主催の「2011 FF&Tenkara TROUT FESTA in Kawagoe」に行く。
Tenkaraとあるがテンカラのデモをするのは石垣先生一人。ブースはサンスイ川釣り館一つだけである。ずいぶんテンカラに気を使っているように見える。
なぜだ。

9時開場だが、9時半位に到着。東日本大震災の義援金500円を入場料として支払う。

すごい人。

釣り具メーカー等がアウトレットの販売を行っているので、各ブースに人がひしめいている。まるで近所のホームセンターのペットショップのハムスターの給餌時間のようである。
ちなみに昼過ぎには人がぐっと減った。買い物目当ての方も多いのだろう。

10時半から石垣先生のテンカラデモストレーションである。
石垣先生は
「テンカラはフライより釣れます。」
などと平気でおっしゃる。この発言に対して主催者であるサンスイサイドがどのような気持ちの整理を行っているのか、興味深いところである。

また、会場ではダッチオーブンによるスープやポトフが提供された。抜け目なく列に並び全て平らげる。調理器具の販売をしているブースにも行っておいしいケーキももらう。
少しあさましいのである。

13時からはJCA(日本キャスティング協会)のシングルハンドオーバーヘッドキャスティング中級コースを受ける。
2人に1人インストラクターがついてくれる。
教えてもらいたいことをインストラクターに伝えて指導してもらうのだ。
「ふだんはどんな釣りをしていますか?」
「主に渓流です。ボートシーバスにも行きます。」
「何が課題ですか?」
「ループが波打ってしまいます。どうしてでしょう。」
「じゃあ、振ってみてください。」
フォールスキャストをくり返す。

すると5秒後に

「原因は下手だからです。」(実際にはこんなストレートな言い方をされたわけではない)

早い。
あまりにも早い。
フォールスキャストを始めてわずか5秒。
5秒である。

もっとも私のキャスティングの欠点を見つけるのに5秒以上かかっていたらインストラクターはできないだろう。
私はキャスティングに力が入りすぎているとのこと。インストラクターの方が熱心に指導してくれたおかげで1時間後には少しまともになったようだ。


練習しよう。