殺菌効果」
2012年 8月24日(金)攻撃的に晴れ
おやど風来坊に予約の電話をし、どこに釣りに行くか一美さんに聞いてみると
「O川にしましょうか。」
「いいですね。」

とはいうものの、O川は開けた川で日影がない。今時分は恐ろしく暑いのではないか。でも行くなら水量の少ない今しかない。
曇るといいなあ。




裏磐梯に着いてみると、もちろんみごとなまでに晴れである。
おやど風来坊に宿泊されていたお客さん2人と共に一美さんとO川へ行く。
ちなみにお客さんのお一人はTALEXでフレームを作っている方。私の偏光グラスを見て
「ありがとうございます。」

違うメーカーじゃなくて良かった。



暑い。
しかも今日は午前3時起き。ここまでの食事は調理パンのみ。
ばてる。
真夏の太陽の光を浴びるとどんどん体力がなくなっていくのがわかる。私が病原菌なら殺菌されている。
ペットボトルを2本持ってきたが、のどが渇くのでごくごくと飲んでしまう。今日一日水が持つか心配。

お客さんのお二人は用事があるとのことでお昼には引き返された。
わずかな木陰で一美さんとお昼ごはんを食べる。おなかが減っているはずなのだが、ソーセージとおにぎり一つしか食べられない。
水の残りが心細いので少しずつ飲む。

川を遡りながらときどき水をすくって頭にかけた。
それでも暑いので川の中に座り込んで身体を冷やす。
一美さんは順調にイワナを釣っていくが、私は脳が熱暴走を起こしたらしくうまく釣れないのである。
午後の2時くらいになると私にもイワナが釣れ出した。
はあはあ言いながらフライを投げる。初めは小さいのしか釣れなかったが、やっと27センチイワナが釣れる。
よかったあ。




午後4時終了。
しかしここから川を下り、丘を一つ越えて車に戻らなくてはならない。
水はないし暑いし足はふらつくし。
一美さんも歩きながら「よいしょ、よいしょ」とつぶやいている。かなりきているようだ。
車に着いた時には、川に落ちたんではないかと思うくらい汗でびしょぬれ。
おやど風来坊へ帰る途中、コンビニで飲み物を買ってごくごくと飲む。
夕食の時にはビールを飲み、食事が終わってからは水を飲む。



殺菌されなくて良かった。


この日は、東日本大震災の後、
おやど風来坊に避難されていた
Kさんご一家が遊びに来ていた。
お元気そうでなによりだ。

2012年 8月25日(土)今日も攻撃的に晴れ
今日は一美さんと山形県の川へ行く。
林道を延々と走って着いて見ると、明らかに水が少ない。しかもなんだか水がにおう。
嫌な予感がする。
しかも暑い。



結局、この日は妙な釣りになった。整理すると状況は次の通り。

水温は21度。
ドライフライを流してもなかなか出ない。
出ても食わない。スレがかりが多い。
ぼーっとしているイワナがいて、フライを流しても見に来るだけ。
しかし、ひらきに定位している個体も少しいて、これはサイトフィッシングで釣れる。


なんだかパターンがつかめないまま通らずまで来てしまい、今日の釣りは終了。
おやど風来坊でお風呂に入れさせてもらい帰宅した。








転落の予感





スレで釣れたO川の金ぴかイワナ





電線に群がるツバメたち。
この下には私の車が止めてある。