「明るくても釣れます
2012年11月4日(日)晴れ 日中は風強し
新しいPALLASのボート



船着き場に行くとPALLASの鹿内さんがボートの準備をしていた。
「鹿内さん、ボート、新しくなったんですね。」
「そうです。エンジンの準備ができたら行きましょう。」

今日は初めて日中にシーバス(スズキ)を釣る。
「カモノハシさんはメッキは釣ったことありますか?」
「ないです。興味はあるんですけど。」

まずメッキを狙うことに。

温排水が流れ出ているというところに行くと、時おりザーッと小魚がはねて逃げる。何かが小魚を追っているのだ。
鹿内さんがつけてくれた小さなフライを引いてみると、15センチくらいの魚がかかってくる。
これはクイーンフィッシュ(なんとかカツオ)の子供とのこと。メッキと同じ死滅回遊魚なのだそうだ。小さいが背びれに毒があり、さされるとじくじくと痛むという。
とってもいやだが、メッキは釣れず、こればっかり釣れてしまった。

風が強いので風裏に回り、フローティングミノーでシーバスに挑む。できるだけ壁際ぎりぎりに、しかもラインが壁と平行になるようにキャストしなくてはならない。
壁際15センチ以内のところにフライを通してくださいと言われるが、なかなか難しい。でも何回も引いていると、がばっとシーバスがフライに飛びつく。フッキングせずに残念。

次にシバースのボイルがあるかもしれないということで、障害物まわりではなく、広い場所に移動。
海を眺めていた鹿内さんが、
「あっちの方に投げてみてください。」

言われた通りフライをキャストする。続けて鹿内さんもキャスト。すると海面が盛り上がり、鹿内さんのフライにヒット!60センチくらいのシーバスだ。
すごい。
何にもない所なのに、どうして魚がいるのがわかるのかしら。
私も負けずに投げ続けたが、1回あたりがあっただけ。
だめだ。


だめ。
手品のように釣ってしまう鹿内さん。



しばらく待っているとあちこちでシーバスのボイルが始まる。シーバスが小魚を海面に追いつめて襲っているわけだ。シーバスが海面から身を乗り出して捕食するシーンは迫力。
鹿内さんによると今日のボイルは散発的とのこと。あちらと思えばまたこちら、という具合にボイルが起こるので、狙って投げるのがとても忙しい。
それでもなんとか数匹釣り上げてボウズは回避。

おもしろかったあ。