「声掛け
2012年12月2日(日)晴れのち曇り



サンスイが主催する「2012 FLYFISHING & TENKARA TROUT  FESTA in Kawagoe」へ行く。
今回はツーハンドロッドを見てみようと思う。

会場に着くとけっこうな人出。アウトレットセールもあるので、買い物目当ての人たちは早いのだ。
私も各ブースをぶらぶらと回る。ツーハンドロッドの試投をしてみたいが、なにせ投げ方がわからないのでだめだ。

パタゴニアのブースに行くと声をかけてくださる人がいる。見ると中根さんが座っている。
「あれ?どうされたのですか。」
「別にパタゴニアに就職したわけではありませんよ。」
ブースの掲示を見ると「フライフィッシング アンバサダー 中根淳一」とある。
「ほほー」
「こういうのをやってまして」
この時は閑散としていたが、後で見に行くと、中根さんのタイイングデモに人だかりができていた。


岡田裕師さんのスイッチロッドのデモに続き、近藤雅之さんのアンダーハンドキャスティングを見る。
軽い振りで、フライラインがはるか遠くまで、静かに飛んでいく。
飛びっぷりがすごいので、ははあ、と感心する他にない。
その後、アンダーハンドキャスティング体験教室があったので参加する。ツーハンドは初めてだが、近藤さんとTiemcoスタッフの方の教え方はうまく、めちゃくちゃなループではあるものの、フライラインが前方に飛ぶようになった。
でも、そうとう練習が必要でしょうねえ。


アンダーハンドキャスティング体験教室の順番待ちをしていると、奥山さんが声をかけてくれる。奥山さんは初めてこのフェスタに来たのだそうだ。
順番待ちの間、フライキャスティングの話を伺う。
奥山さんの話で興味深かったのは、フライロッドの性能の話。最新のロッドの能力は高く、例えば以前の#6ロッドでやっていたことが、今なら#4で可能だろうとのこと。
そういう感じはしますねえ。


G・Loomisのブースに行き、NRXを試投する。借りたのは9ftの#8。
恐ろしく軽く、ラインの乗りがいいロッド。なんだか自分がうまくなったような錯覚に陥る。
でもちがうのよ。


LiftではECHO、TiemcoではLoopのツーハンドロッドを試投する。さっき投げ方を教えてもらったばかりなのにずうずうしいかぎりである。
Loopは投げやすい。まあ、私の感想なので参考にはなりませんが。


トイレで声をかけられる。今日はいろいろな人に声をかけられる。
おお!石垣先生
シマノのブースで新しく発売される「渓流TENKARA ZL」の説明をしていただく。
ブランクがすごく細く軽い。振り込みがとても楽にできる。また、3.4―3.8mのズームロッドなので、だいたいの渓流には対応できるだろう。
ブランクの色(深い緑色)もいいし、EVAのグリップもかっこいい。
「これいいですね。以前、講習を受けさせていただいた時、先生が使っていたのはこのプロトタイプですね。」
「はい。開発に2年かかりました。」
実売価格は2万円を切るとのこと。
ちなみに結んであったレベルラインも新製品で4月に発売だそうだ。すごくしなやかなフロロカーボンラインでした。



お昼を過ぎるとすごく寒くなったので、3時頃撤収。
今日はいろいろためになりました。