「折るね
2014年7月20日(日)くもり時々晴れ
今日は中津川でフジノラインVARIVASのアユ友釣り講習会に参加。
20人くらいの人が集まっっていたが、アユ用のウェーダーを着ていないのは私一人。考えてみればカベラスのウェーダーでアユの友釣りをする、というのは世界で初めてではないか。
どうでもいいですが。

まず、初心者グループは鼻カンの取り付けである。アユの鼻に小さな金属の環を通すのだ。たらいの中に3匹のアユを入れ、順番に練習する。しかしながらアユの鼻がどこにあるのか、というのは初心者にとってはたいへん大きな問題である。
「鼻はどこ?」「それは目でしょ」「あれ、入らない」
こちらもたいへんだが、アユもたいへん。それでもなんとか鼻カンを取り付け、逆バリを打つところまではなんとかこぎつけた。




いよいよ実釣である。

アユの仕掛けはたいへん複雑だが、今は「完全仕掛け」といって掛けバリさえつければいいものが売っている。今回はフジノラインから1個ずつ配っていただいた。アユ竿とタモ、引舟はVARIVASからお借りする。
地元の釣りクラブ「鮎夢会」の方についていただき川に入る。鼻カンを付けて、逆バリを打って、囮アユを離す。意外にも囮はあちこち勝手に泳ぎ回る。
するとがつん、という手応えがあってアユがかかった。見苦しい取り込みを行い、初めての1匹。やりましたね。
この後もすぐに1匹釣れ、もうすぐ昼食時間というところでもう1匹掛かった。ところがここでアクシデント。

取り込もうと思って竿を立てると、急にテンションが緩んだ。あれ、ばれたかな、と思っていると鮎夢会の方が
「仕掛けが外れたね。」
と言って水面からラインを拾ってくれた。アユはまだ掛かったままだった。アユを引船に入れて、お昼だから戻りましょう、と言って竿をたたんでいると


「穂先が折れてる!」


なんと、仕掛けが外れたのではなく、穂先が折れてしまったのだ。
どうしよう。
VARIVASの方に恐る恐る言いに行くと、
「あ、大丈夫ですよ」
と言って新しい穂先に替えてくれた。今日はこういうアホウドリが混じっているから気をつけよう、ということで事前に準備されていたのだろう。立派。


アホウドリは悲しい


昼食後はフジノラインとVARIVASのテスターの方たちのデモストレーション。私の隣にいた人が
「秒殺だ。」
とつぶやいておられたが、確かにあっと言う間に釣ってしまう。テスターの方の製品に関する説明の時間もあったのだが、その時には「時速5匹が目安」と言っておられた。


講習会の最後はミニトーナメント。1等賞はVARIVASのタモということで張り切ったが、残念ながら結果は1匹。
しかし自分一人で釣った、というのはたいへん楽しく、満足。

塩焼きも美味しいしね。