「雨の日でもネコは元気」
2016年4月28日(木)雨が降ったりやんだり降ったりやんだり



新潟県南魚沼市にあるアンティーズハウスの船沢さんは、過去の宿泊者に向けて魚野川の近況などをメールしてくださる。
先日いただいたメールによると、今年は雪が少なく季節の進みが早い。ゴールデンウィークあたりが釣りに良いのではないか、とのことである。
いいよいよウェットフライを試す時が来たか、と昨日夜からアンティーズハウスに来ているのである。

雨である。明け方にはがんがんに降っていた。自然には勝てないのである。お前の運が悪いだけだという人もいる。
まあ、熊本の地震で被害にあわれた方々に比べれば、この程度はジョークである。
地震の後、九州の高太郎さんに電話をしてみると、自分のところに被害はなく、今、救援物資をトラックで熊本に運んでいる最中であるとのことであった。忙しいのだろうと思い、慌てて電話を切った。



魚野川に行ってみると、思ったよりは濁りはない。
雨の中、準備をする。タックルは#6。ドロッパー(枝ばり)を初めてつける。フライは自分で巻いた。いかにも出来が悪そうなウェットフライである。
川岸に立ち、ポイントを決める。望月和美さんの本と安田龍司さんのDVDで覚えたことを思い出す。
ドロッパーをつけているときはキャスティングのループを狭くしない。斜め下流に向かって投げ、ラインの形を整えてフライを流しこむ。数歩下る。

5投目くらいにかつんと軽い手応えがあった。
ん?と思って、もう一度フライを流す。すると今度ははっきりとしたあたり。ロッドを立てるとヤマメがジャンプした。
おお、釣れた!
初ウエットフライであっさり釣れてしまった。うれしい。
しかし、喜びすぎて油断したため、写真を撮ろうと準備しているうちに、魚はランディングネットから飛び出て逃げてしまった。
残念。
でもすぐに釣れるんじゃない。

と思ったのだが

その後どんどん濁りが強くなり、昼頃にには釣りができない状態になってしまった。
何事も慎重にやらないといけないですね。


天気がくるくる変わる。
いろいろポイントを教えていただく。
船沢さんはフライもやるが、ルアーのエキスパートだ。

2016年4月29日(金)雨が降ったりやんだり降ったりやんだり時々晴れたり


昨晩も雨がたくさん降った。
船沢さんが
「釣り券いりますか?」
と聞いてくる。魚野川の釣り券は高いので(アンティーズハウスの宿泊者には割引あり)考えどころだが、釣り券をいただいて釣りに出かける。

川に行ってみると、昨日の濁りはだいぶ取れている。しかし水位は高い。
しかも寒い。
釣り始めてみるがさっぱり反応がない。
それどことかだんだん雨がきつくなり、気温も下がってきた。寒い。もはや釣れる釣れないというよりも、健康上の問題が発生しそうな状況になってきた。
昼前に釣りを終了。
町に戻ってみるとダウンジャケットを着ている人がいた。

まいったなあ。

夜、船沢さんから魚野川でのルアーフィッシング、ウエットフライフィッシングについて話を聞く。
ためになった。


安田龍司さんが以前使っていたフライ。
ゾンカーですね。

2016年4月30日(土)晴れ

今日は釣りをしないで帰る。
船沢さんご夫妻にとネコたちにお礼を言う。


私が帰るとなれば

天候は回復した。

みなさん釣ってね。