「石垣島では鷺が歩道を歩く」
2016年11月4日(金)晴れたり曇ったり
石垣島は温かい。
いやさ暑い。
天気予報では本日の最高気温は27度。
ガイドをしていただくKyak Fishing Guide Service RED HEDの赤木さんによると、先週は30度だったそうだ。
赤木さんの奥様はこう言っておられるそうだ。
「27度になったから、涼しくて風邪をひいてしまった。」
南の島は謎だ。
赤木さんの提案で、今日はカヤックによるマングローブの釣りではなく、遠浅の海にウェーデイングで釣りをする。
狙いはガーラ。
正確にはガーラの子供を狙うのだ。
ガーラはカスミアジ、キンガメアジ、ロウニンアジ、クロヒラアジ、マルヒラアジなど回遊性のヒラアジに対する沖縄での総称。通称GT(Giant Trevally)!
水温が少し低いとのことで、ウェーダーをお借りする。
ロッドをつなぎ、リールを取り付け、手製のポッパーをくくりつけて出発。
きれいな海に入り、ざぶざぶと進んでいくと、遠くの方でざぼん、ざぼんと音がする。見てみると大きな魚が4匹、5匹とジャンプする。大きい。1mくらいあるんではなかろうか。
「赤木さんあれは何?」
「ガーラですよ」
あんなのが掛かったらどうしよう。
銀色の細長い魚がたくさん泳いでいる。ポッパーをこぽこぽと引っ張ると果敢にアタックしてくるが針がかりしない。
サヨリか?サヨリということはないですよね。ダツだな。
何度ポッパーが引き込まれても釣れないので、赤木さんがフライを沈めてみるようにアドバイスしてくれる。
クレージー・チャーリーに交換してひょいひょい引っ張ると、ごつんとあたり。
やっぱりダツだ。
とにかく魚が釣れて、赤木さんともどもほっとする。
続けてクレージー・チャーリーを投げるとちいさなあたり。合わせると最初は手応えなく寄ってきたが、途中からいきなり走り出す。ものすごい速さだ。
「ガーラですね。」
きゅんきゅんと糸が鳴る。寄せては走られ寄せては走られ。
何とか取り込んだ。
小さいけどガーラ(オニヒラアジ)。うれしいいいい。
その後はポッパーでオニヒラアジを追加。
他にもいろいろな魚が釣れた。
なんだか久しぶりに強烈に楽しい釣りでした。
ダツ。
SFチックな歯が怖い。オニヒラアジ。
かっこいい。
ぴかぴか。
赤木さんの釣ったマトフエダイ。
「こればかり釣れる」と言っておられました。
赤木さんはフライフィッシングを石垣島に来てから始めたそうだが、
キャスティングがすごくうまい。セッパリサギ。
フライを底につけると喰ってくる。
引っ張ると吻がぐっと伸びる。水底の餌を摂ってるんでしょうね。
コトヒキ。
ポッパーを投げるとわらわらと反応していたが、1匹しか釣れず。
クロホシフエダイ。
何匹か釣れた。きれいなオキフエダイ。 ヒメフエダイ。
まじまじポッパーで釣れたオニヒラアジ。
すごく速い。