「馬鹿」
2017年4月7日(金)曇り時々雨 風強し
ここのところ雨が降っていないので、川は渇水気味。
伊豆の渓流には3回出かけたが1匹も釣ることができなかった。
そこで雨が降るのをじっと待ち、道志川に出かけた。

湯川屋
に寄って様子を聞いてみると
「急に増水し、濁りがすごい」
とのこと。何か私が悪いことをしたでしょうか?
上流を勧められて行ってみる。濁りは下流ほどではないが、ゴミがけっこう流れている。
おまけにものすごい風。フライが水面に落ちない。
ときどきヤマメがフライにばしゃっと派手に出るが食いはしない。

昼からは濁りがとれたのを期待して下流に行ってみる。
いくぶん濁りは取れたがあいかわらず水位が高い。苦労しいしい川を進み、ここで釣ってみようかなと思ったとき、右手の崖の上で石が落ちる音が。
はっとして見上げると鹿。
鹿は私と目が合うといきなりダッシュ。崖を駆け下り、私が釣ろうと思っていた川の中に思いっきりダイブした。

どばどばどばどば

鹿は派手な音を立てて対岸まで泳ぎ、走り去っていった。

これでどうしろと言うの?
川を泳ぎぎって全力疾走する鹿。

2度と来るな。
増水の川で役に立ったのがこれ。

モンベルのアルパインフォールディングポール。

説明書には全体重をかけないようにと書いてあるが、
思い切りかけてしまった。

軽くてコンパクト。