「ウチダザリガニは美味しそう」
2020年7月17日(金)曇り


今年の初釣行は、福島県裏磐梯。
朝、おやど風来坊に行き、荷物を置かさせてもらう。
一美さんは桧枝岐に釣りに行っているので、今日は一人でK沢に釣りに行く。

ここのところ雨が多かったが、K沢はまあ平水で、ちょっと涼しい感じ。
久しぶりの渓流釣りなので、足をひねったりくちばしを折ったりしねーよう慎重に遡行する。

張り切って大きめのテレストリアルパターンのフライ(陸生昆虫を模した毛鉤)を巻いてきたのだが、どうも季節の進みが遅いようで、イワナの反応が悪い。
フライを追ってきたイワナがフライを見て、フライを見て、そのままフライと共に下の段に落ちてしまう、というようなことが起こる。
水温が11度くらいしかない。
大きいフライの方が楽しいのだけれども、しょうがないので#14くらいにサイズを落とす。

川に入って1時間くらいたつと、日が差してきて少し暖かくなり、イワナが釣れ始めた。
懐かしい魚の動きが手元に伝わってくる。

せっせと釣る。

おやど風来坊泊。






2020年7月18日(土)曇り
うまく膝が曲がらない。
サッカーの練習会の後、右膝が少し腫れてしまったのだけれども、昨日のイワナ釣りがとどめとなったらしい。
一緒に釣りに行くはずだった同宿の方にあやまって、今日は渓流釣りはお休み。

小野川湖でボートを借りてスモールマウスバスを狙ってみたが空振り。
そばを食べた後は川を見て回る。


おやど風来坊泊



 緑の山の中をドライブするのは楽しいです。
 オーネット・コールマンのアルトにウグイスが「ケキョ」と絡みます。





2020年7月19日(日)晴れ



梅雨明けか?というくらい天気が良い。
今日は宿泊してしている人たちと山形県のT川へ行く。
私はおやど風来坊の一美さんと上流部に入渓。

水かさが多いせいか、魚がうまくフライをくわえない。ドライフライを流すと、ばしゃっとは来るのだかけれどかからないのだ。
そんな中、一美さんは2匹ほど釣る。どうしてくれよう。

途中の流れ込みでライズを発見。
二人でかわるがわる釣ってみるが不発。



この日は水量が多く、二人も数匹ずつという結果。でもきれいなヤマメが釣れて満足満足。
帰りがけにアイスクリームを食べる。

おやど風来坊泊。




2020年7月20日(月)くもり
一美さんは午後から漁協の仕事があり、釣りには行けないとのこと。
しかし、諸般の事情からウチダザリガニを釣らなくてならないというので、一緒に行く。。


私が仕掛けを作る間、一美さんはコンビニに行って酸いかだのサキイカだのを買ってくる。
近くの沼へ出発。

ウチダザリガニがどこにいるのかさっぱりわからないので、一美さんは小川の淀み、私は沼の中を釣ってみる。
何の反応もなく、ポイントを少しずつ変えていく。

しばらくすると一美さんが
「釣れた―」
と叫ぶ。
ウチダザリガニを初めて見ました。

どうやらウチダザリガニは流れの淀みに固まっているらしく、そこに餌を入れると食らいついてくる。
ただ重いので取り込む前に落っこちてしまうのだ。
結局、一美さんが2匹くらい取り込みに成功したが、あとはすべて逃げられてしまった。

反省点としては
・餌は時々交換する(柔らかくなると取り込みの途中で切れてしまう)
・たも網が必要
・今回はフナ竿に7号のナイロンだったが、竹の棒にタコ糸の方がいいかも



これはクマの通り道。 
近すぎる。 


貴重な体験をして今回の釣行を終了。