「ライズが大事」
2022年6月17日(金)曇り
日光に来ています。
昨日は西ノ湖入口から千手ヶ浜まで歩き、クリンソウの撮影。クリンソウは満開でしたが、色合いがひじょうに濃く、なんだか山野草には見えません。
目がくらくらする感じです。


赤沼自然情報センターに掲示されるツキノワグマ出没情報。






しかし、我々の行く手を阻んだのはこいつら。
赤沼自然情報センターの前でバスを待っていると、
中年の女性がセンターの職員に「カッコウは鳴きますか?」と質問した。

カッコウは鳴きますか、と言われても。
職員が一瞬つまると、
「かっこう〜」
と鳴くやつがいて、一件落着。



張り切るハルゼミ。
こういうのを中善寺湖に放流しているようですな。




昨日の夕方に湯川を見たところ、ブヨのような小さな虫がたくさん飛んでおり、ときおりメイフライやカディスが飛んでいました。
ライズは散発ですが、あちこちでありました。

赤沼茶屋の駐車場で支度を整え、遊漁券を購入して出発。釣りはお昼までの予定なので、2時間くらいの釣り。

何回か湯川には来たことがありますが、下流部に関しては、川岸がないこと、川底の泥が深くて歩きづらいことなどから、この季節は釣り上がるというより遊歩道からライズを探してそれを狙った方がよいようです。
まして、昨日はライズがあったので。


ライズを探しながら、かつ遊歩道から落ちないように気をつけながら進んでいくと、遊歩道に三脚を置いて撮影している方がいます。
レンズが下の方を向いているので何を撮っているのだろう、と思いつつ川面を見るとライズ!
景色を撮影しているのなら、ちょっと釣りたいですね。
「すいません。何を撮影されているのですか?」
「鳥です。」
「! すいませんでした。先に行きます。」
「あ、どうぞ、釣ってください。魚がぴょんぴょん跳ねてますよ。」

ということで、水には入らないで、川岸からドライフライをキャスト。
かかった!
あ、ばれた。

深呼吸をしてもう1回。
今度は釣ることができました。
小さいですがブルックトラウト。



残念ながらズミの花のピークは過ぎてました。
でも花をたくさんつけている木も。
快くポイント(?)を譲ってくれたカメラマンの方。

釣り終わった後に
「どんな鳥を撮影しているのですか?」
「いろんな鳥です。
あそこの角のところが浅くなっているでしょう?
あそこに水浴びに来るんです。
警戒してなかなか寄っては来ませんけど。」



すいませんでしたー
2匹目を狙いますが、なかなかうまくいきません。
障害物の前後でライズしていることが多いのと、足場をうまく選べないので、フライの流し方が難しい。
釣れた、と思ったらハヤだったりする。


それでもよさげなライズを発見。
何匹かいるようです。
下流から探っていくと釣れました。
あまり大きくないですが、きれいなブルックトラウト。


やっぱりライズを狙うのが大事なようです。


今日の釣りはこれで終了。
金谷ホテルベーカリーにパンを買いに行きます。



ここを狙う。








やっぱり

大事なのは

ライズ