2003年3月22日(土)悲しくくもり
「はずしまくる私」

前日の釣行記はこちら



慎重にライズを狙ういでけんさん


私が密かに「マスター・オブ・千曲川」と呼ぶ人がいます。
繭が膨らんできたからガガンボのハッチはいつごろ、というようなことを言う人ってあまりいませんよね!
それが「水彩図書館」の管理人いでけんさんです。いでけんさんにはいつもいろんなことを教えていただいています。
今日はなんと!そのいでけんさんと千曲川で待ち合わせです。

メイプルリーブスをチェックアウトし、一路千曲川川上地区へ。
到着は約束の10時に遅れること10分。
いでけんさんの青のエクストレイルを探します。ちなみに私はえんじのエクストレイルです。
これかな?いや群馬ナンバーだ。これかな?いや横浜ナンバーだ。
川沿いの道を走っていくと、青のエクストレイルとすれ違いました。向こうのドライバーと目が合います。
お互いに車を止めて降りてみると、いでけんさんでした。

さて、どこで釣ろうかということになりましたが、川上地区は人がいっぱいです。
それに寒い!0度近いんじゃないでしょうか。
これではライズもなかろうということで、小海町に連れていっていただくことにしました。
ところがさすが「マスター・オブ・千曲川」
途中の南牧村付近であっという間にライズを見つけてしまいます。

いでけんさんにこのポイントを譲っていただきました。6匹くらいがさかんにライズしています。
ハッチしているのはユスリカです。
ミッジピューパを何回か投げるとあたり!でもこれはすっぽ抜けてしまいました。
でもこれなら釣れるかも。
よし来た!あれ?ティペットがフライの結び目で切れてしまっています。
もう一度フライを結んで投げます。来ました。でもまたしても合わせ切れです。
おかしいな。もう一度やってみっか。来た!あれーまた切れてる?
ティペットを結びなおそうとしてはっとしました。
実は解禁前にいくつかティペットを新しくしたのですが、今使っている8Xだけは店に置いてなくてかなり古いままなのです。

しまったあああ。

でも後の祭り。ライズはなくなってしまいました。

この辺で耐え難く寒くなってきたので、近くの食堂でラーメンを食べます。
聞けばいでけんさんは1匹釣ったとか。さすが。
いでけんさんは磯釣りにはまっています。何時間もかけて静岡まで行くそうです。
私は何時間もかけて長野まで釣りに来ています。
傍から見たらあんたら頭悪いんじゃない?と言われそうです。

その後、別な場所を見に行きましたがライズはありません。
元の場所に引き返しましたが、寒さが強いためかライズが安定せず、魚が相手にしてくれませんでした。
4時過ぎに終了。
いでけんさんにお礼を言って帰途につきました。
それにしてもライズを見つけてもらって釣れない私って!?

帰り道は雪でした。
いでけんさん、どうもありがとうございました。