「重要事項
2008年7月24日(木)晴れ
リ・ライズの名藤さんにガイドをお願いして釣りに行く。
どこに釣りに行くかであるが、当初、名藤さんは梅雨明けということもあり源流部に行くことを検討したとのこと。しかし、くちばし通信を見ているというリ・ライズのお客さんから「カモノハシが来るなら豪雨に間違いなし」とのアドバイスがあり、確かに何が起こるか分からないと懸念した名藤さんは脱出しやすい渓を選択してくれた。私と一緒だと釣行先にも気を使って大変である。

私と名藤さんの今日の話題は、いかにしてティペット(はりす)をフックのアイ(釣り糸を縛るための釣りバリの穴)に通すか。
まあ、かんたんに言うと老眼ですね。
最近、私はとみに目が悪くなってきてティペットをアイに通すのが一苦労なのである。先日、そのことをおやど風来坊の一美さんにぼやいたら、ショップで拡大鏡を売っているからと教えてくれた。さっそく偏光グラスの上に取り付けるタイプのものを購入。なるほど、これがあるとかなり楽。でも暗い所ではやっぱり苦労するし、今日のように寝不足だとさらにうまくいかない。ちなみに名藤さんはキャップのつばにはさんで取り付けるタイプの拡大鏡をボルトでつばの中央に固定して使っていた。
この話題は往きの車の中からリ・ライズに戻って寝るまで続き、関心の高さとことの重要性が確認された。釣り業界にはアイをこれまでの1.5倍にしたフライフックの販売を強く強く要望する次第である。

さて、釣りの方は難航。
ここのところまとまった雨が降っていないそうで、ずいぶんと山奥なのにもかかわらず水温は18度。イワナは少々グロッキー気味なのかフライになかなか反応しない。ここは川床が明るいので魚を見つけることができるのだが、フライを流しても食いついてこないのだ。
それでも数匹を手にすることができ、その中の1匹は32センチの尺イワナ。いい思い出になりました。

ヤマメのような精悍な顔をしたイワナ。
たまにこういうのがいますよね。

右下
私が釣れないので探りを入れる名藤さん。

2008年7月25日(金)晴れ
昨日は3時起きだったので、今日はリ・ライズで少しゆっくり朝食をいただいてから奈川へ釣りに行く。
しかしながら奈川の水温も18度。なるべく涼しそうな所を選んで釣るがイワナの反応は悪く、数匹を手にしただけだった。お昼過ぎにサルが騒いでいたので雨になるかと期待したが、夕方にぱらっと降っただけ。18時過ぎから少しフライに出るようになったが、それまでにこちらの方が疲れてしまい早々にリ・ライズに戻った。

奈川は河川改修で一時期荒れてしまったが、だんだんと元に戻ってきているようでうれしい限りだ。











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