「イカについての考察」
2011年7月16日(土)晴れ
開田高原S川のイワナ。
時々ライズするが毛鉤は見に来るだけ。
そばに寄っても逃げようとしない。
先週の遠野での佐藤成史さんのFFスクールはたいへんためになった。
しかしながら最終日、テンカラでボウズだったのがたいへんたいへん残念である。
なんとかしたい。
どこに行けば魚がいるかしら。
そうだ、石垣先生のテンカラ教室の時、朝に立ち寄った開田高原のS川でアマゴがライズしていたっけ。あの時は初テンカラだったのでだめだったが、今度はうまく行くかもしれない。
どうせ行くなら確実に魚がいるところがいい。あのアマゴはまだライズしてるかもしれないし。
開田高原に行こう!
朝7時、開田高原のS川に到着。
アマゴはライズしていない。
あたりまえだ。
倉上さんのオークションで手に入れた3.3mのテンカラ竿で釣っていく。
テンカラではあたりの取り方がいくつかある。
ばしゃっと水面を割って魚が出る、魚が毛鉤をくわえてラインに変化が出る。
このラインに変化が出る、というのがよく分からない。わからないというより毛鉤を振り込んで流すというこtだけでたいへんなので、ラインの変化まで見る余裕がないのだ。
何匹かアマゴ、イワナがかかtるがばれてしまう。あと一息でタモに入るというところで逃げてしまう魚もいる。あたりがわからないので合わせがあまいのだ。
それでも懸命に釣っていると、毛鉤が流れていると思われる水中でぴかっと何かが光った。すばやく合わせるとイワナが釣れた。これは釣れたのではなく、釣ったのだ。すごくうれしい。イワナを褒めてやって水に戻す。
しかしこれは偶然もあったようで、その後はあいかわらずばらしが連続。毛鉤を流して次の振り込みに移る際、魚が毛鉤をくわえていることも想定してすばやく竿を振り上げた方がいいのかもしれない。
お昼になったので蕎麦を食べに行く。中西屋に行くのは久しぶりだ。たいへん暑いので冷たい蕎麦が美味しい。両腕が日に焼けてしまったよ。
車を木陰に移動させてしばらく昼寝。
それから末川で釣りをしようと支度を始めると、今日、使い始めたばかりの3.3mの穂先を折ってしまった。
えー
この間も3.6mを折って修理したばかりなのに。降り出し竿は折れやすいの?それとも世界で私だけ?
3.6mの竿を使う。木がかぶっているところでは倉上さんに習ったサイドキャストを意識する。
さっそくイワナが釣れる。が、タモに入れて写真を撮ろうとしたら飛び出して逃げてしまった。午前中も同じことがあった。進歩はない。
それでも次のポイントでイワナを釣り、さらにそ次のポイントに毛鉤を振り込むとぐっと手ごたえ。あせって竿をあおる。釣れたのはアマゴ。22センチだがそれなりに体高もあって立派だ。
ラインの変化も一度だけわかった。
岩の間を流しているとラインがすっと止まった。すかさず合わせるとイワナが釣れた。
なるほど。こういう感じか。
日が少し傾いたので、荷物をまとめて今夜の宿である奈川高原のリ・ライズに移動する。
一休みしてから奈川へ夕まずめを釣りに行った。
水棲昆虫のハッチがほとんどなく、ライズもない。イワナは瀬ではなく、岩の陰などのたるみに付いていた。あまり大きくはないが数匹を手にする。
2011年7月17日(日)晴れ
昨日は朝の2時から活動していた。さすがにビールを飲んで夕食を食べ終わると頭がふらふらしてきた。部屋に戻って布団にうつ伏せになると、そのままの体勢で朝になっていた。
4時半である。
奈川でフライフィッシングをする。暑い日の朝まずめなので期待したのだが魚は釣れなかった。2回ほどフライに寄ってきたがそれだけ。
がっかりしてリ・ライズに戻って朝食。
この後は岐阜の川を2か所ほど見に行ったが釣れるのは稚魚ばかり。
不発の1日でした。
帰り道、中央高速で渋滞にはまっていると、私と入れ替わりでリ・ライズに来た高太郎さんから電話が入る。
「ライギョ、釣ってたの?」